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職業は専業画家 無所属で全国的に活動している画家が、自立を目指す美術作家・アーティストに伝えたい、実践の記録と活動の方法 作品の価格設定/「自分のお客さん」のつくり方 展示の仕方/接客の方法/人生設計

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-416-52127-4
4-416-52127-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

目次

天の章 活動の基礎となる心について(専業で活動できる作家を目指してほしい
自信をもって踏みきること)
地の章 お金のこと(絵を描き続けるために―必要な基盤と考え方
見ず知らずの方でも作品を求めるということ
絵の値付けの考え方 ほか)
人の章 お客さんとのつながりについて(「自分のお客さん」をつくる
接客に関すること
お客さん獲得のための考え方と工夫 ほか)

出版社・メーカーコメント

無所属で全国的に活動している画家が、自立を目指す作家に伝えたい実践の記録と方法を、事細かく伝えます。絵だけを描いて、生きていく一生、絵だけを描いて生きていきたいと考えた著者は、30歳のときから20年間、専業で絵を描く画家として無所属でさまざまな創作活動を展開しています。そして、より多くの画家、造形作家、アーティストたちが自立し、創作に専念することを希望して、「話します会」というワークショップを開いてきました。本書では、「話します会」で蓄積された内容を踏まえ、より真摯に、具体的に「なぜ24時間、100パーセント画業に専念することを目指すことが望ましいか」「どのように活動を展開させればよいか」「作品の価格はどのような根拠で設定すればよいか」「接客の仕方はどうするか」など、創作者が活動するときに直面するさまざまな問題に踏み込み、今まで誰もオープンにしてこなかったノウハウや方法をていねいに分かりやすく解説しています。

著者紹介

福井 安紀 (フクイ サダノリ)  
画家・絵師。1970年京都府生まれ。サラリーマンを経たのち、30歳から絵だけで生活する道へ進む。土と石の自家製絵具で制作を続け、2013年、42歳で〓砂神社能舞台の鏡板の松を制作する機会をいただく。45歳のときに、江戸時代の絵師にあこがれ、安価に、すばやくふすま絵を描く「ふすま絵プロジェクト」を立ち上げる。各地の住宅、店舗、ホテル、寺院などでふすま絵、壁画、天井画などさまざまな種類の絵を描き続けている。2020年末までに個展を131回、2020年には全国で年間13回の個展も行うなど、画家活動の限界に挑んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)