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名画のかごを編む かご作りから画家の暮らしや時代背景に思いをめぐらす

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-416-52204-2
4-416-52204-5
税込価格 2,310円
頁数・縦 127P 25cm

商品内容

要旨

フェルメールからモネ、ゴッホ、ダリ、藤田嗣治まで。描かれたかご、17点。注目を浴びることが少ないかごですが、その世界は奥深く、幅広いものです。画家の暮らしや名画が描かれた背景に思いをめぐらせながら、かごの世界もお楽しみください。

目次

アントニオ・アッレグリ・ダ・コレッジョ“かごの聖母”
ピーテル・ブリューゲル(父)“謝肉祭と四旬節の喧嘩”
カラヴァッジョ“果物かごを持つ少年”
ヨハネス・フェルメール“牛乳を注ぐ女”
ジャン=フランソワ・ミレー“晩鐘”
エドゥアール・マネ“草上の昼食”
ヴィゴ・ヨハンスン“台所の片隅、花を生ける画家の妻”
クロード・モネ“リンゴの入ったかご”“フルーツタルト”
フィンセント・ファン・ゴッホ“ジャガイモのかご”“芽吹いた球根のかご”
ポール・セザンヌ“果物かごのある静物”〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

フェルメールの≪牛乳を注ぐ女≫やマネの≪草上の昼食≫など名画で描かれたかごの作り方を紹介します。古くから人々の生活になじみ、さまざまなシーンで活用され名画にも描かれてきたかご。そんなかごを描いた画家や時代背景を解説しながら、かごの素材や技法を絵画から読み解きます。作品の作り方は豊富な写真とイラストで解説。籐をはじめ、アケビやヤマブドウなど、さまざまな素材を使ってパンかごやバスケットが作れます。名画に出てくるかごを作って、実際の生活で使ってみませんか。

著者紹介

佐々木 麗子 (ササキ レイコ)  
フラワーデザインを学ぶかたわら、花の器としてのかごに興味を持ち、籐工芸家の第一人者である加藤巳三郎氏に師事し、日本の伝統工芸の籐の技法を学ぶ。1992年に東京商工会議所主催の工芸展で理事長賞を受賞。現在は銀座「野の花 司」で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)