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10代のための疲れた体がラクになる本 「朝起きられない」「集中できない」「やる気が出ない」自分を救う方法

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-416-52302-5
4-416-52302-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

「異常は見つからないけどしんどい」それ、脳の炎症です。コロナにより増えている病気や症状を解説。慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)、化学物質過敏症など病気の基礎知識+実践的な解決方法を同時に学べる一冊。

目次

マンガ(朝、体調が悪くて起きられない
学校が疲れる、毎日がしんどい
突然、体に力が入らなくなり、起きられなくなる)
知識編―体で何が起きているの?その不調には理由があります!(「学校に行けない」はなぜ起きる?
体の自動調節機能について知ろう
「脳の慢性炎症」とは何か?
脳や体の「慢性炎症」が引き起こす病気
知識編まとめ 不調をこじらせないために大切なこと)
実践編―疲れた体をラクにする習慣
付録―子どもの「体調不良と不登校」に悩む大人のみなさんへ

出版社・メーカーコメント

「朝起きられない…」「体がしんどい…」「学校に行けない…」そんな悩みをもつ10代に贈る、心と体のセルフケア。いくら休んでも回復しない「慢性疲労」に苦しむ人が多くいます。しかしじつは、「疲れ」をうまく表現できない多くの子どもたちも「慢性疲労」であることがわかってきました。「授業に集中できない」「朝起きられない」「すぐにイライラする」「記憶力が低下した」。これらは、慢性疲労が原因かもしれません。慢性疲労とは、通常の疲労と違い、脳が情報交換エラーによる炎症を引き起こしている状態。さらに近年では、ウィルス感染などが原因となって恒常的に脳が炎症している「慢性疲労症候群」という病態も注目されており、大人では寝たきりになってしまうこともあります。そして子どもでは、じつに94%の患者が、身体的及び認知症状のために、学校の成績の悪化を経験しているのです。「小児慢性疲労症候群」は、大人のそれと比べて、快復率が高い。適正な診断と治療を行えば、もとの日常に戻ることできるのです。本書は、「慢性疲労症候群」と同じく脳の過敏であるHSPの臨床医第一人者の長沼睦雄医師が、疲れのメカニズム、脳の仕組み、疲労からの快復方法などを10代向けに易しく解説します。■目次(仮)■知識編第1章  「学校に行けない」はなぜ起きる?第2章 カラダの調節機能のことを知ろう第3章 意外と知らない「疲れ」の話第4章 謎の疲れで動けない……その正体は「慢性疲労症候群」かも?第5章 「脳の炎症」を抑えて原因不明の体調不良から抜け出そう!■実践ヒント編 第6章 「カラダのリズム」を立て直そう第7章 「免疫機能」を整えよう第8章 「安心の感覚」を育もう付録 もう少しくわしく知りたい大人たちのために

著者紹介

長沼 睦雄 (ナガヌマ ムツオ)  
十勝むつみのクリニック院長。1956年山梨県甲府市生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。北海道立札幌療育センターにて14年間児童精神科医として勤務。平成20年より北海道立緑ヶ丘病院精神科に勤務し児童と大人の診療を行ったのち、平成28年に十勝むつみのクリニックを帯広にて開院。HSC/HSP、神経発達症、発達性トラウマ、アダルトチルドレン、慢性疲労症候群などの診断治療に専念し「脳と心と体と食と魂」「見えるものと見えないもの」のつながりを考慮した総合医療を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)