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世界で一番美しい海に浮遊する幼生図鑑 稚魚、エビ、カニ、イカ、タコの子どもたちの生態

ネイチャー・ミュージアム

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-416-62329-9
4-416-62329-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 159P 26cm

商品内容

目次

沿岸魚
沖合および深海の魚たち
甲殻類
頭足類(イカ・タコのなかま)
貝類の幼生たち
稚クラゲたちの世界
豊かな浮遊生物たちの世界 浮遊性巻貝類

出版社・メーカーコメント

海中に浮遊する多くの稚魚や海洋動物の幼生たちは、ときに成体とは似ても似つかない奇抜な姿を見せる。あるものはたおやかにたなびくベールのようなひれや、長く突き出た突起などを備え、海の流れのなかに漂いながら自らの暮らしを拡げていく。あるものはガラス細工のような精緻な体をもち、外敵の目から逃れながら、最新のカメラで捉えられれば宝石のような輝きを見せて、いま多くのダイバーたちの興味をかきたてる存在になっている。本書は、海中に漂うさまざまな稚魚、カニ、エビ、イカ、タコ、クラゲなどの幼生・幼体が見せる興味深い姿を、多くは最新のマクロ撮影技術によって浮かびあがらせつつ、多くの科学者によってその生態を紹介する。海の生物ファンはもとより、写真ファン、ダイビングファン、ひいては自然の造形に広く興味をもつ読者必携の書になるだろう。

著者紹介

横田 有香子 (ヨコタ ユカコ)  
東北大学工学部卒、米国のバイオテクノロジーの会社に勤務の後、ノースカロライナ大学医学部にて脳神経科学でPhD取得。数多くの科学論文を執筆。自然科学への興味が尽きず、仕事以外の時間はほぼすべて生き物の撮影に費やす。とりわけ浮遊生物の姿を数多く撮影し、『世界で一番美しいクラゲ図鑑』などに写真を数多く提供。マダガスカルにてサンゴの保護活動を行うNGOでボランティアの経験等、海洋保護活動にも従事
水口 博也 (ミナクチ ヒロヤ)  
京都大学理学部動物学科卒業後、出版社にて自然科学系の書籍の編集に従事。1984年フリーランスとして独立。以来、世界中の動物や自然を取材して数々の写真集を発表。1991年『オルカ アゲイン』で講談社出版文化賞写真賞。2000年『マッコウの歌―しろいおおきなともだち』で、日本絵本大賞受賞。近年は地球環境の変化を追って極地への取材も重ねる一方、自身の活動が野生動物に与える影響も考慮する取材方法を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)