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絵はがきにされた少年

新版

出版社名 柏艪舎
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-434-28068-9
4-434-28068-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 269P 19cm
シリーズ名 絵はがきにされた少年

商品内容

要旨

「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞受賞直後に自殺したカメラマン。ルワンダ大虐殺を生き延びた老人。アパルトヘイトの終わりを象徴する南アフリカの暴動で犠牲になった白人。アンゴラ紛争の資金源となったダイヤモンド取引の闇商人―。著者はアフリカ特派員として取材をつづけるうちに先入観をくずされ、大陸の隅々で生きる賢者たちに魅せられていく。開高健ノンフィクション賞受賞作品。

目次

第1部 奇妙な国へようこそ(あるカメラマンの死
どうして僕たち歩いてるの
嘘と謝罪と、たったひとりの物語
何かを所有するリスク)
第2部 語られない言葉(絵はがきにされた少年
老鉱夫の勲章
混血とダイヤモンド
語らない人、語られない歴史)
第3部 砂のよう、風のように(ゲバラが植えつけた種
「お前は自分のことしか考えていない」
ガブリエル老の孤独)

出版社・メーカーコメント

内戦中のスーダンで撮影した「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞、その直後に自殺したカメラマン。ルワンダ大虐殺を生き延びた老人。アパルトヘイト政策の終わりを告げる暴動。紛争の資金源となるダイヤモンドの闇取引の商人……。毎日新聞特派員として取材をつづける中で、著者は先入観を覆され、アフリカの大地に力強く生きる人々にいつしか魅了されていく。

著者紹介

藤原 章生 (フジワラ アキオ)  
1961年、福島県いわき市生まれ、東京育ち。北海道大工学部卒後、エンジニアを経て89年より毎日新聞記者として長野、南アフリカ、メキシコ、イタリア、福島、東京に駐在。地誌、戦場、人物ルポルタージュ、世相、時代論を得意とする。『絵はがきにされた少年』で2005年、開高健ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)