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生命(いのち)をつなぐ進化のふしぎ 生物人類学への招待

ちくま新書 745

出版社名 筑摩書房
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-480-06441-7
4-480-06441-9
税込価格 792円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

私たちは、現世に生を受けながら、浮世に明け暮らす生身である。永遠に若くはなく、終には老いとなる。個体としての命はかほど儚い。それはヒトもサルもトカゲも同じだ。他方、生命の誕生以来、生物は無限的な時間のなかで進化を遂げてきた。生命現象の多様性は進化の積畳なのである。生の永遠と命の儚さ、そのジレンマの狭間で、生命はまばゆい輝きを放つのだ―。本書では、様々な動物の生きかたを紹介し、進化的な視点から生命サイクルの意味と仕組みを見つめる。最新の研究を渉猟し、人間とは何かを考えた快著。

目次

第1章 いのちの説明
第2章 食べる
第3章 みんなと生きる
第4章 連れ合う
第5章 育つ・育てる
第6章 いのちの坂
終章 いのちの終わりとつなげる知

著者紹介

内田 亮子 (ウチダ アキコ)  
1960年生まれ。東京大学理学部生物学科卒業、同大学院理学研究科修了後、1992年ハーバード大学大学院Ph.D.課程修了(生物人類学)。現在、早稲田大学国際教養学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)