コミュニティを問いなおす つながり・都市・日本社会の未来
ちくま新書 800
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2009年8月 |
ISBNコード |
978-4-480-06501-8
(4-480-06501-6) |
税込価格 | 1,155円 |
頁数・縦 | 292P 18cm |
商品内容
文学賞情報 |
2009年
第9回
大佛次郎論壇賞受賞 |
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要旨 |
戦後の日本社会で人々は、会社や家族という「共同体」を築き、生活の基盤としてきた。だが、そうした「関係性」のあり方を可能にした経済成長の時代が終わるとともに、個人の社会的孤立は深刻化している。「個人」がしっかりと独立しつつ、いかにして新たなコミュニティを創造するか―この問いの探究こそが、わが国の未来そして地球社会の今後を展望するうえでの中心的課題となろう。本書は、都市、グローバル化、社会保障、地域再生、ケア、科学、公共政策などの多様な観点から、新たな「つながり」の形を掘り下げる大胆な試みである。 |
目次 |
コミュニティへの問い |
おすすめコメント
「ポスト成長時代」の中心テーマ! 高度成長を支えた古い共同体が崩れ、個人の社会的孤立が深刻化する日本。人々の「つながり」をいかに築き直すかが最大の課題だ。幸福な生の基盤を根っこから問う。