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過激派で読む世界地図

ちくま新書 885

出版社名 筑摩書房
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-480-06586-5
4-480-06586-5
税込価格 836円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

「過激派」と聞いて、何を思い出すだろうか?ビンラディン率いるアルカーイダ、それとも南米の革命軍?日本では忘れ去られているが、広く世界に目を向ければ、暴力によって社会を変えようとする過激派はまだまだ存在し、影響力を持っている。そこで、本書では、世界の過激派の思想や活動を追うことで、世界の闇に迫る。不法移民、麻薬ネットワーク、原理主義、極右など、いままで描かれなかった新たな世界地図。

目次

第1章 国家からの自由アジア(中国の格差を体現するウイグル―東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)
中央アジアにイスラム国家を、解放党(ヒズプット・タフリール) ほか)
第2章 原理主義の猛威中東(アフガニスタン・パキスタンにまたがる脅威―タリバン
サウジアラビアからイエメンへ―アラビア半島のアルカーイダ ほか)
第3章 暴力大陸アフリカ(世界で最も冷酷、残忍な組織―ウガンダ神の抵抗軍
エチオピアとソマリアの悪夢―オガデン民族解放戦線 ほか)
第4章 多民族ゆえの悲劇ヨーロッパ(ロシアを揺るがす女性たち―黒い未亡人
イギリスからの離脱を目指す―リアルIRA ほか)
第5章 北は右へ、南は左へアメリカ(不幸を願う宗教団体―キリスト教右派
アメリカの価値観に反する「鼻つまみ者」―国家社会主義運動 ほか)

著者紹介

宮田 律 (ミヤタ オサム)  
1955年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。現在は静岡県立大学准教授。専門はイスラム地域研究・国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)