世界史をつくった海賊
ちくま新書 888
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2011年2月 |
ISBNコード |
978-4-480-06594-0
(4-480-06594-6) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 238P 18cm |
商品内容
要旨 |
スパイス、コーヒー、紅茶、砂糖、奴隷…これら世界史キーワードの陰には、常に暴力装置としての海賊がいた。彼らは私的な略奪にとどまらず、国家へ利益を還流し、スパイとして各国情報を収集・報告し、海軍の中心となって戦争に参加するなど、覇権国家誕生の原動力になった。さらに、国際貿易・金融、多国籍企業といった現代に通じるシステムの成り立ちに深く関与していた。厄介な、ならず者集団であるいっぽう、冒険に漕ぎ出す英雄だった海賊たちの真実から、世界の歴史をとらえ直す。 |
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目次 |
第1章 英雄としての海賊―ドレークの世界周航(貧しい二流国からの脱却 |