ギリシア哲学入門
ちくま新書 901
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2011年4月 |
| ISBNコード |
978-4-480-06604-6
(4-480-06604-7) |
| 税込価格 | 990円 |
| 頁数・縦 | 317P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
幸福は二つの次元から成立する。一つは、生きるための基本的物財の確保、言論、集会、行動その他の自由、そして、諸権利の平等の実現である。これを可能にしうる社会構造がデモクラシーであり、それは古代ギリシア人の創造に始まり、現代においても、歴史を動かしている起動力である。他は、心の安らぎであり、それは、偶然と運命に翻弄される人間が、存在の根源に帰ることにより、達せられる。現代が直面している問題を、ギリシア哲学が切り開いた視野から考える。 |
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| 目次 |
第1章 哲学のはじめ―人はいかに生きるべきか |



おすすめコメント
「いかに生きるべきか」という問題は一個人の幸福から「正義」への問いとなり、共同体=国家像の検討へつながる。ギリシア哲学を通してこの根源的なテーマに迫る。