司法権力の内幕
ちくま新書 1044
出版社名 | 筑摩書房 |
---|---|
出版年月 | 2013年12月 |
ISBNコード |
978-4-480-06750-0
(4-480-06750-7) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
いわゆる法曹三者において、裁判官はとりわけ“奇異”な存在である。「司法囚人」とたとえられるような処遇と、強大な権限。裁判所や判事への批判は、その両極端な面を反映するものが多い。では、実際の裁判所はどのような組織か。裁判官たちは、何を考えて裁いているか。「法と証拠」ではなく、組織としての圧力で判決が決まることはあるのか。死刑判決のプレッシャーはいかばかりか―。本書は、著者の裁判官時代のエピソードを交えながら、日本の司法制度の瑕疵と司法組織の歪みや問題を整理。さらに、有名な裁判の舞台裏や、驚きの判決理由を解説する。 |
---|---|
目次 |
序章 カフカ『審判』の不思議な真実 |