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荒木飛呂彦論 マンガ・アート入門

ちくま新書 1052

出版社名 筑摩書房
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-480-06758-6
4-480-06758-2
税込価格 814円
頁数・縦 197P 18cm

商品内容

要旨

漫画史に傑出する長編作品『ジョジョの奇妙な冒険』。抒情的かつ異風的であるこの芸術作品を、四半世紀にわたって描きつづける創造力の源泉はどこにあるのか?技法を精緻に分析し、作品を漫画の歴史のなかに位置づけ、理論にもとづいて荒木飛呂彦の作風と物語の独創性を読み解く。ファン待望の漫画評論!

目次

第1章 波紋とは何か、スタンドとは何か
第2章 差異と反復の主題系
第3章 「奇妙な」杜王町空間
第4章 革新的な漫画スタイル変様
第5章 美術史観点から芸術漫画を読む
第6章 岸辺露伴と荒木飛呂彦
第7章 二元論を超えて

著者紹介

加藤 幹郎 (カトウ ミキロウ)  
1957年長崎県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。映画学者、映画批評家。明晰かつ論理的な分析のみならず、映画、漫画、絵画、文学へのしなやかな愛情が読者に伝わる書物が多数。主著に『映画とは何か』(みすず書房、第11回吉田秀和賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)