家族幻想 「ひきこもり」から問う
ちくま新書 1163
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2016年1月 |
ISBNコード |
978-4-480-06869-9
(4-480-06869-4) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 238P 18cm |
商品内容
要旨 |
現在、「ひきこもり」と呼ばれる人々の数は、およそ七〇万人、親や社会の価値観でみずからを束縛した挙句、羞恥心と屈辱にまみれざるをえなかった彼・彼女たち。ひとたび密室に閉じこもれば、家庭は激しい暴力に満ちた世界へと一変することも…。現代を支配する息苦しさの象徴である「ひきこもり」を長年にわたった取材し、絶望の底で現代の辛苦に寄り添ってきた著者が、“家族の絆”という神話に巨大な疑問符をつきつける。閉ざされた内奥に目を凝らし、現代の希望を探しもとめる圧倒的なノンフィクション。 |
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目次 |
第1章 ひきこもり七〇万人の時代―閉じてゆく核家族 |
おすすめコメント
現代の息苦しさを象徴する「ひきこもり」。閉ざされた内奥では何が起きているのか?〈家族の絆〉という神話に巨大な疑問符をつきつける圧倒的なノンフィクション。