不平等を考える 政治理論入門
ちくま新書 1241
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2017年3月 |
| ISBNコード |
978-4-480-06949-8
(4-480-06949-6) |
| 税込価格 | 968円 |
| 頁数・縦 | 284P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
この二〇年あまり、多くの国で格差の拡大が進んだ。経済は停滞し、国家の再分配政策も機能していない。そうしたなか、所得の低下に苦しむ人々の不安や怒りが、政治を大きく動かし、社会の分断をさらに深めている。いま、この不平等の問題を克服するためにどう考えればいいのか。本書では、私たちが尊重すべき「平等な関係」とは何かを根底から問いなおし、そうした社会を可能にするための制度を構想する。カント、ロールズ、セン、ハーバーマスらの議論を糸口に、現代の最難問にいどむ、政治思想の新たな基本書。 |
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| 目次 |
第1部 平等な関係(市民としての平等な地位 |



おすすめコメント
格差の拡大が社会に深刻な分断をもたらしている。不平等の問題を克服するため、いかに制度を構想すべきか。いまを考える政治哲学入門。