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絶滅危惧の地味な虫たち 失われる自然を求めて

ちくま新書 1317

出版社名 筑摩書房
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-480-07126-2
4-480-07126-1
税込価格 1,045円
頁数・縦 318P 18cm

商品内容

要旨

日本には名前がついているものだけで三万種近く、推定上は一〇万種の昆虫がいるとされている。しかし、そのなかで、すでに滅んだもの、滅びの道を歩み始めているものがいる。その状況に対して、保護活動が行われているが、綺麗なチョウやトンボ、ホタルや大型の甲虫ばかりが重要視されており、小さくてとにかく地味な虫は、おざなりに扱われている。そこで、日本各地にそれらの虫を探しまわり、発見するまでの格闘、発見した時の喜び、そして虫への溢れる思いを綴っていく。

目次

1 コウチュウ目
2 チョウ目
3 ハエ目
4 カメムシ目
5 ハチ目
6 バッタ目とその仲間
7 クモガタ類
8 多足類の仲間など

おすすめコメント

環境の変化によって滅びゆく虫たち。なかでも注目されないやつらを会うために、日本各地を探訪する。虫への偏愛がダダ漏れする一冊。

著者紹介

小松 貴 (コマツ タカシ)  
1982年生まれ。信州大学大学院総合工学系研究科山岳地域環境科学専攻博士課程修了、博士(理学)。九州大学熱帯農学研究センターでの日本学術振興会特別研究員を経て、独立行政法人国立科学博物館にて協力研究員。専門は、昆虫学、好蟻性昆虫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)