現代思想講義 人間の終焉と近未来社会のゆくえ
ちくま新書 1334
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2018年6月 |
ISBNコード |
978-4-480-07149-1
(4-480-07149-0) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 540,30P 18cm |
商品内容
要旨 |
「自由で平等な個人」という近代にあった理想。だが、明らかにそれは誤りである。ポピュリズムが跋扈するポスト・トゥルースの現代は、「群れ」社会への転換をすでに遂げている。その転換も昨今急激に生じたのではない。現代思想で論じられてきたその社会の変容を、順に「人間」「国家」「意識」「政治」「道徳」「思考」の六つの主題について解き明かしていく。AIで人間が不要になる、といった皮相な議論よりもはるかに深い次元で人間の終焉を考察し、混迷する人類文明の行く末と、これからの生き方について講義する。 |
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目次 |
プロローグ 近未来に待ち受ける生活とは? |
おすすめコメント
自由な個人から大衆社会への転換を、人間・国家・意識・政治・道徳・思考の六つの領域で考察。不安定化する人類文明の行く末を探る。