人が人を罰するということ 自由と責任の哲学入門
ちくま新書 1768
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2023年12月 |
ISBNコード |
978-4-480-07595-6
(4-480-07595-X) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 270P 18cm |
商品内容
要旨 |
人間は自由意志をもつ主体であり、過ちを犯した者が咎められ罰されることは、古くから共同体における基本的なルールと考えられてきた。一方、自由の存在を否定し「刑罰は無意味だ」とする神経科学や社会心理学の立場がある。はたして人間は自由な選択主体か。私たちが互いを責め、罰することに意味はあるのか。抑止、応報、追放、供犠といった刑罰の歴史的意味を解きほぐし、自由否定論、責任虚構論の盲点を突く。論争を超えて、“人間として生きること”を根底から問う哲学的探究。 |
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目次 |
序 責めることと罰すること―自由と責任の哲学へ |
出版社・メーカーコメント
人間は自由意志をもつのか。私たちが互いを責めたり罰することに意味はあるか。刑罰や責任をめぐって〈人間として生きること〉を根底から問う哲学的探究。