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羽柴秀長と豊臣政権 秀吉を支えた弟の生涯

ちくま新書 1876

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-480-07703-5
4-480-07703-0
税込価格 1,012円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

豊臣秀吉の実弟は温厚柔和な人物で、兄の天下統一に力を発揮した。兄の欠点を補ったこの弟が長生きしたなら豊臣政権は長く続いただろう…。羽柴秀長は、そんな印象で語られることが少なくない。だが「偉大なナンバー2」というイメージは作られたもので、一種の虚像である。本書は信頼できる研究や史料に基づいて、秀長が、秀吉の天下統一に果たした役割、豊臣政権内での仕事、大名としての領地支配の実態という三つの視点からその生涯をたどり、人物像に迫る。

目次

第一章 秀長の誕生と家族
第二章 中国計略への出陣
第三章 秀吉に従い転戦
第四章 豊臣政権下における秀長
第五章 四国征伐と大和支配
第六章 九州征伐と秀長の最期

出版社・メーカーコメント

天下人の腹心として、百万石の大名として、そして豊臣秀吉の実弟として、空前絶後の天下取りに伴走したナンバー2、羽柴秀長の実像。豊臣兄弟の本当の関係とは?

著者紹介

渡邊 大門 (ワタナベ ダイモン)  
1967年神奈川県横浜市生まれ。関西学院大学文学部史学科日本史学専攻卒業。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)