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哲学事典 AからZの定義集

ちくま学芸文庫 ク13−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-480-09055-3
4-480-09055-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 408P 15cm

商品内容

要旨

20世紀哲学に新しい展開をもたらし続けてきた、分析哲学の巨頭クワイン。論理学研究から出発し自然科学と哲学が連続した知であることを主張してきた、このアメリカ哲学界きっての大御所が、「心身」「意味」「真理」など哲学古来のテーマはもちろん、「ゲーデルの定理」「自然数」「人工言語」といった論理学や数学の用語まで、幅広いトピックスをユーモア溢れる語り口で軽妙に解説する。肩肘はらずに読める現代哲学入門書であると同時に、随所に織り込まれたクワイン独自の哲学的主張に触れることもできる。クワイン本人が「私自身が楽しんだ」と語る“読む哲学事典”。

目次

Alphabet アルファベット
Altruism 利他主義
Anomaly 異常
Artificial Languages 人工言語
Atoms 原子
Beauty 美
Belief 信仰
Classes versus Properties クラス対性質
Classes versus Sets クラス対セット
Communication コミュニケーション〔ほか〕

著者紹介

クワイン,W.V. (クワイン,W.V.)   Quine,Willard Van Orman
1908‐2003年。米国の哲学者。主著に『論理的観点から』『ことばと対象』(勁草書房)等。論理実証主義批判から出発し、経験が検証するのは理論全体であり、文や語は体系的文脈の中でのみ意味をもつという、全体論の哲学を提唱。「自然化された認識論」、「翻訳の不確定性」等を導き出した
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