日本の数学西洋の数学 比較数学史の試み
ちくま学芸文庫 ム4−1 Math & Science
| 出版社名 | 筑摩書房 |
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| 出版年月 | 2008年9月 |
| ISBNコード |
978-4-480-09161-1
(4-480-09161-0) |
| 税込価格 | 1,100円 |
| 頁数・縦 | 269P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
「和算は専門ではないが必要ならそのうち紹介したい。そしてわれわれには見えぬ和算の側面を教えていただきたい」「そのお礼に、できればヨーロッパ数学の中で、みなさんに見えぬ側面を教えてさしあげたい。いずれにしても、自分の背中は見えぬものだから」パリでの学会発表における著者の結びのスピーチはたいそう受けたという。本書では二つの数学を歴史的にたどりつつ、円周率などをめぐる関孝和、建部賢弘、オイラー、ウォリスなどの原典を読み解き、そこに思想的文化的基盤の差異を洞察する。と同時に、洋の東西を問わない発見の喜びも透かし見えてくる。学問としての比較数学史をめざした定評の書。 |
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| 目次 |
1章 課題と展望(数学の何をどう比べるか |


