沈黙の宗教−儒教
ちくま学芸文庫 カ28−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2011年4月 |
ISBNコード |
978-4-480-09365-3
(4-480-09365-6) |
税込価格 | 1,595円 |
頁数・縦 | 372,9P 15cm |
商品内容
要旨 |
日本人の宗教や死生観について考えるとき、すぐに仏教が連想され、戦前はもちろん、戦後もしばらくは影響力を保っていた儒教などは、もはや消え去ったと思われている。しかし、実はそうではない。私たちの宗教感覚の深層には、生命の連続を重んじる儒教が伏流となって流れているのである。それは、たとえば仏教独自のものと思われているお墓や位牌、祖先を祀る儀礼などの中に見ることができる。儒教の道徳性と宗教性の関係、その構造や世界観の紹介と分析を通して、日本人と儒教の深い結びつきを解き明かす。 |
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目次 |
第1章 儒教の深層―宗教性(霊があると信じますか―新宗教のポイント |