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日々談笑 小沢昭一対談集

ちくま文庫 お36−9

出版社名 筑摩書房
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-480-42722-9
4-480-42722-8
税込価格 946円
頁数・縦 360P 15cm

商品内容

要旨

話芸の達人・小沢昭一。軽妙洒脱な話しぶりで相手の魅力を引き出す、芸が詰まった一冊。柳家小三治と佐渡の芸能を語り、網野善彦と中世の陰陽師の実態や猿芝居のルーツにうんちくを傾け、清川虹子から昭和の喜劇王たちの素顔を聞き出し、井上ひさし・関敬六と渥美清を偲び、佐野洋子とは猫の自慢…。多士済々17人との対談集。

目次

柳家小三治―佐渡はよいとこ、フジギなとこよ
松島トモ子―トイレは好きだなぁ、落ち着くなぁ
内海好江―お祭りはジャリの時がいちばん
金子兜太―大正の先輩!ぼくらもやっぱりニヒルです
高瀬礼文―そば好きは老化現象、だけどうまいなぁ
郡司正勝―先生、吉原のことなど
網野善彦―毒の花妖しく咲かせる芸、終わりました
バルタバス―私、騎馬オペラ「ジンガロ」のオッカケおじん
清川虹子―浅草は、なるほど笑いの王国だな
井上ひさし・関敬六―渥美清さん、「浅草の唄」を唄おうよ〔ほか〕

著者紹介

小沢 昭一 (オザワ ショウイチ)  
昭和4年、東京生まれ。早稲田大学卒業。俳優座養成所をへて、昭和26年俳優座公演で初舞台。以後、新劇・映画・テレビ・ラジオと幅広く活躍。一方、民俗芸能の研究にも力をそそぎ、レコード「日本の放浪芸」シリーズの製作により昭和49年度芸術選奨新人賞を受賞。著作活動も、著書「ものがたり芸能と社会」(新潮学芸賞)など多数。平成6年度、紫綬褒章受章。平成12年「紀伊國屋演劇賞個人賞」「読売演劇大賞優秀男優賞」を受賞。平成13年度、勲四等旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)