象獣詩 ケモノを織り成す原初の響き 1
出版社名 | 東京書籍 |
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出版年月 | 2009年11月 |
ISBNコード |
978-4-487-80336-1
(4-487-80336-5) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 167P 30cm |
シリーズ名 | 象獣詩 |
商品内容
要旨 |
銅版画家オツベル(那利田乙鐘)、狼と人の混淆概念を表象する起伏である、原初の野生人アルファ、原野の一郭に理を表象する薔薇色の金属でできた塀で囲み、原始の世界から文化的領域へと移行し、空虚な構造と化した街そのものの具現として存在する、羊の娘マリー、そして事物の硬化した夢で、水平軸を降りるように歴史の深み=時の溝に消えていったオツベルの彼女…さまざまな視点が交錯し合い、時空を超えたさまざまな文脈の絡め合いのなかで、獲得されるものとは何か。諸行無常の流れ行く時のなかで、幾層にも重なり異なった時間、空間から抽出され織り成される、現在進行形の物語。 |
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目次 |
1 原初の起伏=身体、野生原理アルファ(名付けられる前の存在=獣たちの交流によって |
出版社 商品紹介 |
幻の都市に生きる草食人間と肉食人間の戦い。群れのリーダー「アルファ」と永遠の少女「マリー」の愛を描く幻想文学大作。(2)も発売。 |