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堺屋太一著作集 第8巻

俯き加減の男の肖像

出版社名 東京書籍
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-487-81018-5
4-487-81018-3
税込価格 4,510円
頁数・縦 628P 20cm
シリーズ名 堺屋太一著作集

商品内容

要旨

華やかな元禄に続く宝永年間は下り坂の時代である。人々はお陰参りに熱狂し、成金商人に布施を強要した。やがて西で大地震、東で富士の大噴火。吉良邸討入りに加わらなかった男は、名を変えて大和川付替え工事に絡み、大規模な綿畑の成功を夢見た。逆境にも希望を抱き続けた男の生き様を描く異色の傑作。“赤穂の不義士”の夢と「淀屋闕所事件」。作者自身による書き下ろし解説付き。

著者紹介

堺屋 太一 (サカイヤ タイチ)  
1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。日本万国博覧会を企画、開催。沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の75年、作家デビュー。78年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など現在までに100作以上を執筆。1998年から2000年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、2013年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を認める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)