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集積の経済学 都市、産業立地、グローバル化

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-492-31493-7
4-492-31493-8
税込価格 6,480円
頁数・縦 578P 22cm

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商品内容

要旨

なぜ経済活動の空間的分布はますます不均等になっているのか?高い生産性を持った大都市を出現させる力とは何か?最先端の経済学の知見から集積のメカニズムを解き明かす。

目次

集積と経済理論
第1部 空間経済学の基礎(空間経済における価格メカニズムの崩壊
チューネン・モデルと地代形成
収穫逓増と輸送費:空間経済における基本的なトレードオフ)
第2部 大都市圏の構造(コミュニケーションの外部性の下での都市空間構造
不完全競争の下での都心の形成)
第3部 要素移動と産業立地(独占的競争下の産業集積
市場規模と産業クラスター)
第4部 都市システム、地域成長、および企業の多国籍化(フォン・チューネンへの回帰:空間経済における都市の出現
グローバル化、成長、およびサプライチェーンのフラグメンテーション)

おすすめコメント

近年における交通費と通信費の劇的な低下は、経済活動における距離や立地の重要性を死滅させたわけではない。世界はフラットになったわけではなく、むしろ、交通費や通信費の低下によって新たに顕在化された新しい「力」によって、経済活動は場所や地域、国家といった地理的広がりにますます不均等に分布するようになった。本書は、こうした交通費と通信費の大きな低下によって顕在化された新しい力の方向性、なかでも高い生産性を持った現在の大都市を出現させた力について、その活動の集積を生み出すメカニズムを明らかにするものである。本書の最大の特徴は、都市・地域経済学の古典的な基本文献から最近著しい発展を見せている「空間経済学」の最新の研究成果までを踏まえて、様々な空間的規模における経済集積の出現と経済効果を統一的なミクロ経済モデルによって分析し、かつわかりやすく説明している点にある。

著者紹介

藤田 昌久 (フジタ マサヒサ)  
日本学士院会員、国際地域学会フェローであり甲南大学教授、京都大学経済研究所特任教授、経済産業研究所所長を併任。20年間にわたるペンシルベニア大学での在職中、より最近では、京都大学と甲南大学において、空間経済理論への主要な貢献をしてきている
ティス,ジャック・F. (ティス,ジャックF.)   Thisse,Jacques‐Fran〓ois
計量経済学会および国際地域学会のフェローであり、ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)およびロシア国立研究大学高等経済学院の経済学の教授
徳永 澄憲 (トクナガ スミノリ)  
麗澤大学大学院経済研究科・経済学部教授、筑波大学名誉教授。1952年愛媛県に生まれる。1982年筑波大学大学院社会科学研究科修了、1992年ペンシルベニア大学大学院博士課程修了(Ph.D.)
太田 充 (オオタ ミツル)  
筑波大学システム情報系准教授。1961年静岡県に生まれる。1984年北海道大学工学部建築工学科卒業、1991年ペンシルベニア大学大学院博士課程修了(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)