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資源の世界地図

日経文庫 1439

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-532-11439-8
4-532-11439-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 271P 18cm

商品内容

要旨

本書は、各国が脱炭素社会を目指す中で、石油や鉱物など資源を巡る動きがどうなるかを、新聞記者の目線でまとめたものです。希少資源を各国で取り合う状況など最新の事情がみえてきます。著者は日本経済新聞記者として、エジプトを基点にOPEC諸国やアフリカの資源事情を取材。現在は、東京からマーケット全体を俯瞰しています。アフリカ諸国への関与を強める中国、急速に民主化するサウジアラビアなど、現地でしか知りえない情報も満載。また、カーボンゼロを宣言した後の日本の動きを丁寧に取材しています。石油業界や自動車・航空機をはじめ素材に関わる人々、また広く資源の事情を知りたい人におすすめです。

目次

第1章 脱炭素でコロナ不況に挑む世界
第2章 資源争奪で優位にたつ中国
第3章 サウジのジレンマ
第4章 ロシアは生き残れるのか
第5章 アフリカの不都合な真実
第6章 エネルギー転換と日本の選択

著者紹介

飛田 雅則 (トビタ マサノリ)  
日本経済新聞社金融・市場ユニット部次長。1976年生まれ。明治大学法学部卒、2002年京都大学大学院法学研究科修士課程専修コース修了。日本経済新聞社入社。中小企業、機械、電力や株式市場、原油・ガス、非鉄などコモディティーを取材。2007‐08年、イスラエルのヘブライ大学、エジプトのカイロ・アメリカン大学でアラビア語研修。17‐20年、カイロ支局に駐在し中東、アフリカ、OPECをカバー。21年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)