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自然と国家と人間と

日経プレミアシリーズ 035

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-532-26035-4
4-532-26035-3
税込価格 935円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

要旨

「氷河湖が決壊したら私たちは死ぬしかない!」「ゴミをいくら拾っても中国や韓国から延々と漂着する」「何が何でも戦死した日本兵のご遺骨を祖国に還す」―。アルピニスト野口健が現場で見た、聞いた、感じたこと。地球の異変、自然との共生、国家への思いを語りつくす。

目次

第1章 登り続けた山道
第2章 自然と、人と
第3章 ゴミを拾うだけでは解決しない
第4章 いまだ帰国できない日本兵の遺骨
第5章 温暖化に怯える人びと
第6章 残された時間は多くない

おすすめコメント

見てしまった者の責任として、僕は行動しなければならない。「温暖化で氷河湖が決壊したら死ぬしかない」と怯えるヒマラヤのシェルパ、西表島の海岸を襲う中国・韓国のゴミ──。世界を駆ける冒険家による現場からのメッセージ。

著者紹介

野口 健 (ノグチ ケン)  
アルピニスト、了徳寺大学客員教授。1973年アメリカ・ボストン生まれ。植村直己の著書に感銘を受け、登山を始める。16歳にしてモンブランへの登頂を果たす。99年エベレスト(ネパール側)の登頂に成功し、「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を25歳で樹立した。2000年亜細亜大学卒。以降、エベレストや富士山に散乱するゴミ問題に着目して清掃登山を開始。07年エベレストを中国側から登頂に成功。清掃活動に加え、地球温暖化による氷河の融解防止に向けた対策、日本兵の遺骨調査活動に力を入れている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)