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社会的ひきこもり 終わらない思春期

PHP新書 065

出版社名 PHP研究所
出版年月 1998年12月
ISBNコード 978-4-569-60378-0
4-569-60378-5
税込価格 726円
頁数・縦 222P 18cm
シリーズ名 社会的ひきこもり

商品内容

要旨

三十歳近くなっても、仕事に就かず、外出もせず、時に何年も自分の部屋に閉じこもったまま過ごす青年たち。今、このような「ひきこもり」状態の青少年が増えている。「周りが甘やかさず、厳しく接するべき」といったお説教や正論では、深い葛藤を抱えた彼らの問題を、けっして解決することはできない。本書では「ひきこもり」を単なる「個人の病理」でなく、家族・社会から成る「システムの病理」として捉える視点から、その正しい理解と対処の方法を解説する。

目次

第1部 いま何が起こっているのか―理論編(「社会的ひきこもり」とは
社会的ひきこもりの症状と経過
さまざまな精神疾患に伴う「ひきこもり」
社会的ひきこもりは病気か ほか)
第2部 「社会的ひきこもり」とどう向き合うか―実践編(正論・お説教・議論の克服
家族の基本的な心構え
治療の全体的な流れ
日常の生活の中で ほか)

おすすめコメント

引きこもりは、病気ではない。社会、環境要因によるものなので、周囲の理解がもっとも大切。…著者自身が引きこもり経験のある点がユニーク。(今は精神分析医)。