商品内容
要旨 |
三十歳近くなっても、仕事に就かず、外出もせず、時に何年も自分の部屋に閉じこもったまま過ごす青年たち。今、このような「ひきこもり」状態の青少年が増えている。「周りが甘やかさず、厳しく接するべき」といったお説教や正論では、深い葛藤を抱えた彼らの問題を、けっして解決することはできない。本書では「ひきこもり」を単なる「個人の病理」でなく、家族・社会から成る「システムの病理」として捉える視点から、その正しい理解と対処の方法を解説する。 |
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目次 |
第1部 いま何が起こっているのか―理論編(「社会的ひきこもり」とは |
おすすめコメント
引きこもりは、病気ではない。社会、環境要因によるものなので、周囲の理解がもっとも大切。…著者自身が引きこもり経験のある点がユニーク。(今は精神分析医)。