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「出雲抹殺」の謎 ヤマト建国の真相を解き明かす

PHP文庫 せ3−10

出版社名 PHP研究所
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-569-66768-3
4-569-66768-6
税込価格 649円
頁数・縦 309P 15cm

商品内容

要旨

かつて出雲には、いわゆる「画期的な考古学上の発見」がなかった。それゆえ、ヤマト建国以前の出雲の活躍は「絵空事」と考えられてきた。が、発掘が進み、ヤマト建国以前からの「出雲の存在」が明らかになると、ヤマト建国にいかに出雲が関わったかが、考古学ファンの大関心事となった。本書は、その謎解きに、常識に縛られることなく、果敢に挑んだ意欲作である。

目次

第1章 「出雲」は本当になかったのか?(古代史の謎を解き明かす最後の鍵
時代に翻弄された「神話」 ほか)
第2章 出雲はそこにあった(出雲はなかったというかつての常識
考古学の示す最新の出雲像 ほか)
第3章 なぜ出雲は封印されたのか(とてつもない柱が出現した出雲大社境内遺跡
出雲信仰はなぜ起こったのか ほか)
第4章 出雲はなぜ祟るのか(どんどん繰り上がる古墳時代の年代観
邪馬台国は本当に畿内で決まったのか ほか)
第5章 明かされた真実(神社伝承から明かす大国主神の正体
大国主神の末裔・富氏の謎 ほか)

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。古代をテーマにした書籍を意欲的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)