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「やらないこと」から決めなさい! 儲かる「仕組み」作りは…

PHP文庫 こ49−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-569-66786-7
4-569-66786-4
税込価格 524円
頁数・縦 205P 15cm

商品内容

要旨

苛烈きわまるビジネス環境下で「競争優位」に立つには、いったい何をどうすればいいのか?本書では、情報ツールを活用した独自の経営革命で「日本経営品質賞」の栄冠に輝き、いまや「カリスマ社長」として注目される著者が、そのビジネスの極意を開陳。「『よく働く上司』を評価しない」「『月』単位でものを考えない」など、物事の本質に迫る、リーダー必読の「逆転の経営哲学」。

目次

第1章 自分自身の「やらないこと」を決める(「新しいこと」をためらわない
「怠けたい」気持ちにフタをしない ほか)
第2章 リーダーとして「やらないこと」を決める(「一対一」で伝えない
「頑張った」と言わせない ほか)
第3章 経営者として「やらないこと」を決める(「全国展開」を狙わない
社員が辞めても「補充」しない ほか)
第4章 常識の中から「やらないこと」を探す(「ウソ」をとがめない
「良いところ」を見せない ほか)
第5章 ITに関する「やらないこと」を決める(「IT投資」はケチらない
「システムの導入」を現場に任せない ほか)

おすすめコメント

一所懸命働いているのに、なぜ思っていたほどの結果が出ないのか? それは仕事にロスがあるから。カリスマ社長が反常識的仕事術を伝授。「ISO9001の取得より10倍難しい」と言われる日本経営品質賞の栄冠に輝いた「株式会社 武蔵野」。その偉業の背景には、iモードやPDAなどのITツールを実践活用したお客様へのスピード対応、メールの導入による通信費の削減、過去十年で従業員数を半減させ、売上げを倍にした「ムダをなくし能率を上げるシステム作り」があった。本書では、「武蔵野」経営を舵取りする著者が、デジタルとアナログを調和させたビジネスの極意を開陳。「中小企業経営のカリスマ」として注目される著者だが、実は自らの事業の大失敗から、まず「『やらないこと』から決める」という経営の鉄則を打ち立てたという。「『怠けたい』気持ちにフタをしない」「『頑張った』と言わせない」「『よく働く上司』を評価しない」「『社内清掃』を外部に委託しない」「『IT』をあてにしない」など、実体験を踏まえた即実行可能な「実学」が満載されている。文庫書き下ろし。

著者紹介

小山 昇 (コヤマ ノボル)  
1948年、山梨県生まれ。東京経済大学卒業。1976年、日本サービスマーチャンダイザー株式会社(現在の株式会社武蔵野)に入社。同社退職後、会社経営などを経て1985年に同社に再入社。1989年、代表取締役社長に就任。1999年、電子メッセージング協議会会長賞受賞。2000年度日本経営品質賞受賞。2001年、経済産業大臣賞受賞。経産省が推進する「IT経営百選」の2004年度の最優秀賞を受賞した。全国の社長仲間でつくる経営研究会主宰。また、全国各地で年間120回以上の講演・セミナーを行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)