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ヤマトタケルの正体 創られた英雄

PHP文庫 せ3−14

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-569-67246-5
4-569-67246-9
税込価格 607円
頁数・縦 266P 15cm

商品内容

要旨

景行天皇の皇子で、熊襲を討ち、後に東国を鎮定したといわれる古代史の英雄「ヤマトタケル(日本武尊、倭建命)」。古代史ファンならずとも、その名を知らぬ者はいないだろう。しかし、冷静にこの人物の足跡をたどっていくと、じつに多くの疑問に行き着く。たとえ『日本書紀』の編者に天皇家の歴史を輝かしくさせる意図が働いていたとしても、である。知られざるヤマトタケルの実像に迫る。

目次

第1章 謎めくヤマトタケル(人を喰ったヤマトタケルの名
乱暴な性格を恐れられたヤマトタケル ほか)
第2章 ヤマトタケルと聖徳太子(ヤマトタケルと鬼
童男だったヤマトタケル ほか)
第3章 草薙剣と出雲の謎(草薙剣の謎
祟る草薙剣 祟る出雲神 ほか)
第4章 タケル(武)の王の系譜(ヤマト建国を独りで演じるヤマトタケル
武内宿禰はタケルの内宿禰 ほか)
第5章 ヤマトタケルの正体(歴代天皇の漢風諡号の意味
「武」の諡号を持つ天皇たち ほか)

おすすめコメント

その存在が謎に包まれている第十二代景行天皇の御子「ヤマトタケル」。神話で彩られた人物の素顔から見えてきた歴史の真実とは……。

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。古代をテーマにした書籍を意欲的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)