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小説の読み方 感想が語れる着眼点

PHP新書 588

出版社名 PHP研究所
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-569-70434-0
4-569-70434-4
税込価格 792円
頁数・縦 243P 18cm

商品内容

要旨

好評『本の読み方スロー・リーディングの実践』の続編。P・オースター『幽霊たち』、綿矢りさ『蹴りたい背中』、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』、美嘉『恋空』…本書では、現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、小説をより深く楽しく味わうコツをわかりやすく解説する。それぞれの読解で提示される着眼点は、読者がブログで感想を書いたり、意見を交換するうえで役に立つものばかり。作家をめざしてる人はもちろん、一般の読書ファンにとっても示唆に富んだ新しい読書論。

目次

第1部 小説を読むための準備―基礎編
第2部 どこを見て、何を語るか―実践編(『幽霊たち』ポール・オースター
『蹴りたい背中』綿矢りさ
『若さなき若さ』ミルチャ・エリアーデ
『日本文学盛衰史―本当はもっと怖い「半日」』高橋源一郎
『辻―「半日の花」』古井由吉
『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎
『髪―「幻」』瀬戸内寂聴
『アムステルダム』イアン・マキューアン
『恋空』美嘉)

おすすめコメント

好評『本の読み方 スロー・リーディングの実践』の続編。本書では、現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、小説をより深く楽しく味わうコツをわかりやすく解説する。ポール・オースター『幽霊たち』、綿矢りさ『蹴りたい背中』、ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』、高橋源一郎『日本文学盛衰史――本当はもっと怖い「半日」』、古井由吉『辻――「半日の花」』、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』、瀬戸内寂聴『髪――「幻」』、イアン・マキューアン『アムステルダム』、美嘉『恋空』――それぞれの読解で提示される作家ならではの着眼点は、読者がブログで感想を書いたり、意見を交換するうえで役に立つものばかり。作家をめざしてる人はもちろん、一般の読書ファンにとっても示唆に富んだ新しい読書論。

著者紹介

平野 啓一郎 (ヒラノ ケイイチロウ)  
1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。98年大学在学中に雑誌『新潮』に投稿した作品『日蝕』(現在、新潮文庫)が「三島由紀夫の再来」として注目を集める。同作品で翌年芥川賞を受賞。以後、旺盛な創作活動を続け、その作品はフランス、韓国、台湾等、翻訳を通じて海外にも紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)