• 本

あたらしいあたりまえ。

暮らしのなかの工夫と発見ノート 2

出版社名 PHPエディターズ・グループ
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-569-77691-0
4-569-77691-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 165P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「暮らしの手帖」編集長、松浦弥太郎氏による暮らしと仕事をイキイキと輝かせる実用書です。突然ですが、みなさんのあたりまえとは何ですか? 私にとってあたりまえとは、家族の食事を作り、子どもを保育園に送り、仕事へ向かうこと。時々、友人と語らうこと。誰しもですが、人生はあたりまえの積み重ねです。たんたんと過ぎ行くあたりまえ。でも、本書を読めばあたりまえだからこそ、日々を野放しにやり過ごしていくのはもったいない!と気付かされます。たとえば、雨の日に花を買って部屋に飾る(本書より)のようにあたりまえに少し手入れ(あたらしさ)をする。すると、心にはポッと温かな花が咲き、豊かになれます。生活や仕事があたりまえ過ぎて、手入れやあたらしさなんて考えたことないという方、日々が忙しすぎる方、ちょっと本書をのぞいてみてください。意外にあたりまえにはあたらしさがたくさんあり、またあたりまえは手入れをしないと枯れた畑のようになってしまうこともわかります。そして、あなた自身のあたらしいあたりまえをきっと発見して、うれしい、あたたかい気持ちで今日一日を過ごされますように。

    (2014年2月18日)

商品内容

要旨

暮らしと仕事をイキイキと輝かせる実用集。「暮しの手帖」編集長、書店経営、文筆業と、縦横無尽に活躍する著者が、自身の経験から見つけた毎日をていねいに生きる秘訣。

目次

はじめに あたりまえの見つけ方
第1章 明日を楽しみに。―あたらしいことを、見つける
第2章 今日もきげんよく。―小さな工夫で、日々の暮らしを楽しくする
第3章 昨日にこだわらない。―いらなくなった「思い込み」は、捨てる
第4章 毎日をちょうどよく。―自分のペース、ルール、バランスを見つける
おわりに あたりまえの本質

おすすめコメント

昨日より今日を少しでも、あたらしい自分で過ごしたい。今日一日があたらしくあれば、大切な一日を自分らしく過ごせて、それだけでうれしくなります。仕事と暮らしにおいて、私たちが社会と分かち合うべきことは、自分が発見したり、工夫したり、気がついたりした、あたらしさなのです。本書では、著者自身の経験から見つけた、あたらしいあたりまえをたくさん並べました。暮らしと仕事をイキイキと輝かせる実用集です。あたらしい自分を発見したいあなたに贈ります。

著者紹介

松浦 弥太郎 (マツウラ ヤタロウ)  
1965年、東京生まれ。『暮らしの手帖』編集長、「COW BOOKS」代表。高校中退後、渡米。アメリカの書店文化に惹かれ、帰国後、オールドマガジン専門店「m&co.booksellers」を赤坂に開業。2000年、トラックによる移動書店をスタートさせ、02年「COW BOOKS」を開業。書店を営むかたわら、執筆および編集活動も行う。06年より『暮らしの手帖』編集長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)