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ザッケローニの哲学

出版社名 PHP研究所
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-569-79476-1
4-569-79476-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 117P 20cm

商品内容

要旨

病による選手生命の頓挫、ペンション手伝い、保険代理店業、認められなかったプロの監督資格。多くの挫折からつかんだ一流選手の条件、リーダー論、組織づくりの哲学を初めて語る。

目次

1 原点(父と母
カードの選手で戦術を考える
不合格となったユヴェントスの入団テスト ほか)
2 導く者として(8〜10歳のカテゴリーで初の監督業
セリエC2の監督デビュー
拒まれ続けたプロ監督の資格 ほか)
3 足と頭のバランスで戦う(魅力的なサッカースタジアムとは
セリエA監督デビュー戦で、名将に奇跡的勝利
自分たちのプレーを貫け ほか)

出版社・メーカーコメント

サッカー日本代表監督ザッケローニ初の自著。16歳の春、バイクに乗っていて重度の肺の病気を患い選手生命を頓挫させてしまう著者。その後、実家のペンション手伝い、保険代理店業などを営みながら、サッカーの情熱を失わずに8〜10歳の下部組織の監督に辿り着く。その後、プロ監督の受験資格を得られないなどの苦難を経ながら、ウディネーゼで好成績を残し、ACミランで優勝。そして名門クラブの監督を歴任し、日本代表監督に就任する。幼少時代、サッカー選手のカードをサン・シーロに見立てた毛布の上に並べて戦術を夢想していた少年が、サッカー監督として成功していくまでが熱く語られる。1998年にイタリアで出版された本であるが、今も色褪せない著者の考える普遍的な哲学が明らかになる。今後、日本サッカーを導いていく著者が、どのような生い立ちで、何を考え、サッカーにいかに取り組んできたのかを知る必読の一冊である。

著者紹介

ザッケローニ,アルベルト (ザッケローニ,アルベルト)   Zaccheroni,Alberto
サッカー日本代表監督。1953年、イタリア生まれ。16歳のときの病気をきっかけに一時期、選手活動ができなくなり、20歳を前に、怪我により選手を引退。現役時代のポジションは右サイドバック。1983年、30歳で当時セリエC2のチェゼナティコの監督に就任。その後、ウディネーゼ、ACミラン、SSラツィオ、インテル、トリノFC、ユヴェントスFCとイタリアのクラブの監督を務める。ACミラン監督時代には、就任初年度の1998/1999シーズンにセリエAでリーグ優勝しスクデットを獲得
久保 耕司 (クボ コウジ)  
1967年、福岡県生まれ。北海道大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)