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教養としての「戦国時代」

PHP新書 1345

出版社名 PHP研究所
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-569-85438-0
4-569-85438-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

「長篠・設楽原の戦いで、信長は『鉄砲の三段撃ち』の新戦術を用いて、圧倒的勝利を手にした」「明智光秀は個人的な恨みで、本能寺の変を引き起こした」…これまで語られてきた「通説」は、研究の進展によって見直されつつある。では、あの合戦の実相はいかなるものだったのか。有名武将たちの強さの秘密はどこにあるのか―メディアに多数出演し、わかりやすい解説で定評のある著者が、最新研究によって見えてきた実像を解説。さらに、武将たちの生き方から、現代人が学ぶべきヒントを提示する。

目次

第1部 名将たちの真価―なぜ成功したのか(毛利元就―「知力」と「決断力」で活路を切り拓く
北条氏康―領民と融和した国づくりを目指して
武田信玄―「柔軟性」「即応力」、そして「謙虚さ」を ほか)
第2部 あの合戦の実相―通説は覆された(桶狭間の戦い―兵力差も上洛目的も迂回しての奇襲も…
川中島の戦い―謎に満ちた、日本史の流れを左右した合戦
長篠・設楽原の戦い―三段撃ちも勝頼愚将論も間違いだった!? ほか)
第3部 乱世の叡智―現代に活かす(信長と家康の人生哲学―その違いから見えてくるもの
「朝倉宗滴話記」―常に学び、皆と分かち合うべし
失敗の本質―「敗れ去りし者たち」に共通する五つの要因 ほか)

出版社・メーカーコメント

武将たちの人物像から、合戦の背景や実相まで、日本人なら知っておくべきエッセンスが満載。今日を生きる知恵は、戦国時代から学べ!

著者紹介

小和田 哲男 (オワダ テツオ)  
1944年、静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学教育学部教授を経て、同大学名誉教授。文学博士。公益財団法人日本城郭協会理事長。専門は日本中世史。NHK大河ドラマ『秀吉』『功名が辻』『天地人』『江〜姫たちの戦国〜』『軍師官兵衛』『おんな城主 直虎』『麒麟がくる』『どうする家康』の時代考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)