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太平洋戦争

PHP新書 1438

出版社名 PHP研究所
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-569-85968-2
4-569-85968-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

真珠湾攻撃から、沖縄への「特攻」まで、諸戦役を読み解く。

目次

第一章 海原と密林の戦場へ―陸海軍の攻勢戦略(昭和陸軍の栄光と悲劇―南方攻略の絶頂からインパールの奈落へ
連合艦隊司令長官山本五十六―その戦略
「戦略戦闘機」―零戦の真価はどこにあったか)
第二章 南溟に疾風走る―南方攻略の戦略と作戦(「戦略」の要求に応えるために―シンガポールへの突進
点で面を制す―三次元からの蘭印攻略
歯車に入り込んだ砂―フィリピン作戦の「重点」誤認)
第三章 過信と暗転の太平洋―勝機を逸した攻勢(ポート・モレスビー遙かなり―なぜニューギニア戦線は地獄と化したか
昭和海軍の宿痾―二兎を追ったミッドウェイ作戦
ソロモン海の転換点―ガダルカナルで露呈した昭和陸海軍の欠陥
敗勢に抗する―山本五十六最後の戦略)
第四章 勝者と敗者を分かつもの―日米両軍の戦略と戦術(一九四三年の知られざる敗戦―戦略次元で王手をかけたアメリカ
戦術的努力で戦略的劣勢を覆すことはできない―マリアナ沖海戦の致命的誤断
より錯誤の少ない側が勝つ―レイテ沖海戦の逆説
ターゲット東京―アメリカの日本本土空襲における戦略と戦術
「天一号作戦」―沖縄「決戦」の蹉跌を招いた政戦略の不一致)

出版社・メーカーコメント

真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦、レイテ沖海戦、天一号作戦…『独ソ戦』の著者が、太平洋戦争を「戦略・作戦・戦術」の視点から再検証。

著者紹介

大木 毅 (オオキ タケシ)  
昭和36年(1961)生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学(専攻はドイツ現代史、国際政治史)。千葉大学ほかの非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、陸上自衛隊幹部学校講師などを経て、現在、著述業。新書大賞2020受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)