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信長は光秀に「本能寺で家康を討て!」と命じていた

双葉新書 031

出版社名 双葉社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-575-15380-4
4-575-15380-X
税込価格 880円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

宣教師ルイス・フロイスがイエズス会本部へ送信した「一五八二年度日本年報」によると、信長は天下統一後に「シナ」征服のための大艦隊建造を計画していたという。その信長の壮大な構想が天正十年夏、京の本能寺において一瞬のうちに潰えてしまう。日本史はおろか、東アジア史にとっても極めて重大な意味を持つ信長の死。しかし、強烈な個性を持った専制君主が本能寺で憤死したという歴然たる史実を除いて、現在までその真相は何ひとつ明らかになっていない。

目次

第1章 「本能寺の変」の四年前から画策されていた信長暗殺計画
第2章 信長の野望―天皇を超えようとした男
第3章 本能寺の変―信長が光秀に授けた密命
第4章 本能寺の変―光秀を謀反に走らせた「朝廷グループ」
第5章 本能寺の変―光秀はなぜ三日天下に終わったのか
エピローグ 合戦よりも「陰謀」…戦国武将はどうやって版図を拡大したか

著者紹介

跡部 蛮 (アトベ バン)  
1960年大阪市生まれ。立命館大学卒。出版社勤務などを経てフリーの著述業に入る。別名にて経済・社会関係のノンフィクションを執筆するかたわら、東京歴史ミステリー研究会を旗上げし主宰する。戦国時代を中心に多くの史料を駆使し、歴史の表層からは見えない歴史ミステリーの謎解きをおこなっている。現在、博士後期課程(日本史学専攻)に在籍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)