書店レビュー
総合おすすめ度:
全5件
-
-
-
おすすめ度
- 長崎書店 (熊本県熊本市中央区)
泣ける漫画として評判の一冊ですが、本当に泣ける漫画でした。
ハッピーエンドではないところがちょっと悲しいですけど、心に残る素敵な物語です。(2011年2月19日)
-
おすすめ度
-
ハッピィーがいてくれてお父さんは幸せ
-
おすすめ度
- 本のサガミヤ広野店 (静岡県伊東市)
お父さんと犬の話。
「ほのぼのとしていて親子で読むのにはいいのかな」と思って読んだら、
切なくて、とてもやるせない気持ちになってしまいました。
もしかしたら、今、幸せそうに見えるウチのお父さんも、ちょっとづつ、
ちょっとづつこの家に近づいているかもしれません。
でもハッピィーがいてくれてお父さんは幸せだったろうな。(2009年8月13日)
-
おすすめ度
-
登場人物すべてが「星守る犬」
-
おすすめ度
- 文真堂書店ゲオ 足利助戸店 (栃木県足利市)
物語は、一人の男性と一匹の犬の死が発見された場面から始まります。そこまでの彼らの辿った道のりが、飼い主の「おとうさん」を純真無垢に慕う犬・ハッピーの目線で語られていきます。彼らの旅は結果、悲しいものになりましたが、過ごした時間は濃密な幸せに満ちていました。
ただの「泣かせもの」ではなく、一人一人の「自分と犬との思い出」を呼び覚ます物語だと思います。
犬と一緒の時間を過ごしたことのある人、おとうさんのように不器用だけど生きていくことに真面目な人へ、おすすめしたい本です。(2009年8月11日)
-
おすすめ度
-
人前で読むと落涙危険注意!(特に犬好き)
-
おすすめ度
- 今井書店パープルタウン店 (鳥取県倉吉市)
犬と生活を共にしたことがあるなら、こっそりと、覚悟して読んでください。
「犬はいつだって待っている」幼な子の様に無知でそれでいてひたむきな存在。
そして飼い主の存在や居場所を否定も肯定もしない。
犬が主に向ける絶対的な愛情の前に「にんげんはいぬのまえではしょうじき」になる。「おとうさん」は人生の中で少しづつ欠けていく歯車を愚鈍なりに、それでも回し続けようとする。「奥津」は少しづつ欠けていく歯車を埋めながら生きている。憐れな犬の躯とその主人を弔うことによって奥津自身の心のほころびを繕っていく。
一見するとただ悲しい、空しいだけの物語が、二人のある意味対照的な真面目さ・愚直さに触れ、画面いっぱいのひまわりのような暖かさに救われる。人は死ぬまで後悔し、高望みしつづける。それもまんざら悪いことじゃない・・・そう思いながら、最後のページを閉じることと思います。(2009年8月11日)
-
おすすめ度
-
このお父さんの生き方、あなたはどう受け止めるでしょうか?
-
おすすめ度
- 泰山堂書店 川崎医大店 (岡山県倉敷市)
ちょっと不器用なお父さん。
旅に出るときのことはあっさり描かれていますが、犬のことだけでなく家族のこともお父さんなりに考えてのことと分ってきます。
旅はおもったとおりにはいかないのですが、お父さんにしてはなかなかの終わりをむかえます。ただひとつだけ誤算だったのは、犬はお父さんが思ったよりもお父さんのことが好きだったのです。
いやぁ、泣けた。でも、
悲しい話だからじゃないと思った。ただ、ただ、切なくて涙が出ました。(2009年8月10日)
-
おすすめ度
他の書店レビューを見る
-
商品内容
出版社 商品紹介 |
朽ち果てた車中で寄り添うように亡くなっていた男性と1匹の犬。そこは、残された僅かな時を生き抜いた哀しくも愉快な旅の終着点。 |
---|
おすすめコメント
最初の数ページでぼろ泣き。 おとうさんの家に拾われた捨て犬ハッピーの視点で描かれている物語。仕事を失い、病を患い、家族と住む家も失ったおとうさんが、愛犬ハッピーとともに旅に出て死ぬまでを描いた作品。2011年映画化。