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風雲の谺 書き下ろし長編時代小説

二見時代小説文庫 あ1−9 無茶の勘兵衛日月録 9

出版社名 二見書房
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-576-10053-1
4-576-10053-X
税込価格 713円
頁数・縦 314P 15cm

商品内容

要旨

延宝三年、越前大野藩の次期後継者を廃嫡せんとする謀略は深化していた。構図は明瞭だった。中心に居るのは大老の酒井忠清で、その黒い糸は大和郡山藩の分藩騒動にまで及んでいた。郡山本藩には目付見習いとして落合勘兵衛の弟藤次郎がいるのである。そんな情勢下、御耳役の落合勘兵衛が謎の失踪をとげた…。

おすすめコメント

正統派(ビルドンクスロマン)の旗手が文壇に着実な地歩を築く一冊!深化する越前大野藩への謀略。瞬時の油断も許されぬ状況下で、藩御耳役の落合勘兵衛が失踪した!延宝三年、越前大野藩の次期後継者を廃嫡せんとする謀略は深化していた。構図は明瞭だった。中心に居るのは大老の酒井忠清で、その黒い糸は大和郡山藩の分藩騒動にまで及んでいた。郡山本藩には目付見習いとして落合勘兵衛の弟藤次郎がいるのである。そんな情勢下、御耳役の落合勘兵衛が謎の失踪をとげた・・・・・・正統派教養小説(ビルドンクスロマン)待望の第9弾!

著者紹介

浅黄 斑 (アサギ マダラ)  
関西大学工学部を経て技術系社員として会社勤務の後『雨中の客』で推理小説新人賞を受賞し、文壇デビューを果たす。次いで『死んだ息子の定期券(他)』で第4回日本文芸大賞を受賞し確固たる地歩を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)