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魯山人の美食 食の天才の献立

平凡社新書 427

出版社名 平凡社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-582-85427-5
4-582-85427-3
税込価格 880円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

「美食にあらざれば食うべからず」―北大路魯山人は、書、陶芸、篆刻など多方面で活躍したが、食を極めた人でもあった。彼の料理は、特別な食材や調理法によるものではなく、素材の持ち味を最大限に引き出すことを求めたものである。『知られざる魯山人』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した著者が、魯山人の愛した三〇の料理から、その美食哲学を明らかにする。「すき焼き」「納豆雑炊」「まぐろ茶漬」「味噌汁」…、魯山人料理の“かんどころ”がここにある。

目次

第1部 美食の哲学(持ち味を味わう
美味いものを食べるのではなく、美味く食べる
料理は真心と聡明さ)
第2部 魯山人を食べる(雑炊とお茶漬―「贅沢な味」の追究
山葵と鮑―おろし方が味を決める
すき焼きと湯豆腐―鍋ものの革命
季節の味覚―時を逃さぬ一品)

著者紹介

山田 和 (ヤマダ カズ)  
1946年富山県生まれ。作家。『インドミニアチュール幻想』(平凡社)で講談社ノンフィクション賞、『知られざる魯山人』(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)