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森林異変 日本の林業に未来はあるか

平凡社新書 583

出版社名 平凡社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-582-85583-8
4-582-85583-0
税込価格 836円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

二一世紀に入り、日本の森は一大転換期にある。国産材の需要が高まる中、現場には大型機械が導入され、一〇〇ヘクタール以上の大規模な伐採も行われている。しかし造林がなされず、荒地となった林地も少なくない。さらに林業従事者の減少と高齢化に歯止めがかからず、これで打ち止めにするための伐採も散見される。国際森林年を契機として、山の人も街の人も、日本の森の未来をじっくりと考えてみよう。

目次

序章 日本の森は、どこへ行くのか
第1章 かくして国産材は消えた
第2章 森が変わる、林業が変わる
第3章 混迷する森の現場・街の現場
第4章 森が街に向かう道
終章 美しい森から考える「大林業」

著者紹介

田中 淳夫 (タナカ アツオ)  
1959年大阪府生まれ。静岡大学農学部林学科卒業。出版社、新聞社を経て森林ジャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)