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「中国模式」の衝撃 チャイニーズ・スタンダードを読み解く

平凡社新書 624

出版社名 平凡社
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-582-85624-8
4-582-85624-1
税込価格 924円
頁数・縦 279P 18cm

商品内容

要旨

「中国模式」―その意味するところは、中国独自の発展モデル、発展基準、発展方式。中国ではいま、この言葉が流行し、政治指導者も発言のなかで頻繁に用いている。アメリカを急追するアジアの覇権国家の内実を知るには、この「中国模式」について知る必要がある。生活、ビジネス、経済、政治、外交に関して、中国模式―その等身大の姿を伝える。

目次

第1章 過渡期の中国社会―生活編(住宅事情
交通事情)
第2章 対中交渉の極意―ビジネス編(中国で働くということ
中国企業とどう付き合うか)
第3章 「昇龍」のゆくえ―経済編(経済成長はどこまで続くか
富裕層と庶民層
国有企業と民有企業
共産党が描く青写真
人民元国際化)
第4章 「中南海」の実相―政治編(独特の政治システム
派閥と権力争い
習近平政権のゆくえ)
第5章 アメリカにどう挑むか―外交編(暗中模索のG2時代
米中冷戦の勃発
通貨戦争
絶えない火種)

著者紹介

近藤 大介 (コンドウ ダイスケ)  
1965年埼玉県出身。89年、東京大学教育学部卒業後、講談社入社。『現代』『週刊現代』副編集長などを経て現在、講談社(北京)文化有限公司に出向。2008〜09年、明治大学講師(東アジア論)。講談社のネットニュース誌『現代ビジネス』に「北京のランダム・ウォーカー」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)