• 本

日本経済はなぜ衰退したのか 再生への道を探る

平凡社新書 678

出版社名 平凡社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-582-85678-1
4-582-85678-0
税込価格 858円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

要旨

アベノミクスでは、雇用と生活の不安は解消できない。円安誘導や日銀による量的金融緩和も、公共事業中心の財政出動も、この「失われた20年」で何度も繰り返されてきた。だが、内需の不振からもデフレからも脱却できず、国家債務の危機を深めただけだった。本当に必要な経済政策とは何か!?―。

目次

第1章 たらい回しされる世界恐慌(発端としてのサブプライム恐慌
一時的景気回復からソブリン危機へ ほか)
第2章 世界経済危機の構造と動態(労働力商品化にもとづく資本主義の矛盾の現実的展開
世界経済のリ・オリエントか ほか)
第3章 深まる日本経済の衰退(低成長から超低成長へ
東日本大震災と原発事故の衝撃 ほか)
第4章 新自由主義政策の意義と限界(その本質と基盤
成績は評価できるか ほか)
第5章 どうすれば打開できるのか(打開すべき問題点
二一世紀型の社会民主主義と社会主義の理念 ほか)

著者紹介

伊藤 誠 (イトウ マコト)  
1936年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。東京大学名誉教授。日本学士院会員。専門領域は理論経済学、現代資本主義論、社会主義論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)