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宮崎駿再考 『未来少年コナン』から『風立ちぬ』へ

平凡社新書 781

出版社名 平凡社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-582-85781-8
4-582-85781-7
税込価格 946円
頁数・縦 267P 18cm

商品内容

要旨

宮崎駿はいつも「地球」のことを考えていた!宮崎アニメに貫かれている「石」や「風」や「星」へのこだわりに注目し、2011.3.11を経た私たちが今受け取るべき“未来へのメッセージ”を提示する。

目次

第1章 『未来少年コナン』―「コナンの足」あるいは「星を作る鍛冶屋」
第2章 『風の谷のナウシカ』―巨神兵の系譜と「鍛冶王の姫」
第3章 『天空のラピュタ』―「飛行石」とは何か
第4章 『となりのトトロ』―「傘」のテーマ
第5章 『魔女の宅急便』―ウルスラの絵を中心に
第6章 『もののけ姫』―ディダラボッチとは何者か
第7章 『千と千尋の神隠し』―川の物語に隠されたもの
第8章 『ハウルの動く城』―城と電子メディアの構造
第9章 『崖の上のポニョ』―もう一つの「エビス」の物語
第10章 『風立ちぬ』―「美しい夢」について
終章 「風」とは何だったのか―『風の谷のナウシカ』から『風立ちぬ』へ

著者紹介

村瀬 学 (ムラセ マナブ)  
1949年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。同志社女子大学特任教授(児童文化論)。2010年に第34回日本児童文学学会奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)