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絵はがきの大日本帝国 カラー版

平凡社新書 888

出版社名 平凡社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-582-85888-4
4-582-85888-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 495P 18cm

商品内容

要旨

膨張を繰り返し、ついには崩壊に至った、大日本帝国とはいかなるものだったのか。外交や産業、民俗、拡大する版図、数々の戦争。世界的な絵はがき収集家ラップナウ夫妻による膨大なコレクションから厳選した三九〇点の絵はがきを題材に、大日本帝国のイメージを読み解く。絵はがきを道標に、大日本帝国の盛衰を“場”と“時”の両面から追体験。

目次

序章 絵はがきと「大日本帝国」のイメージ
第1章 勃興する島国―北清事変から日露戦争へ
第2章 広がる帝国の版図―台湾・樺太・朝鮮
第3章 極東の覇者―第一次世界大戦とシベリア出兵
第4章 近代日本の可能性―産業発展と豊かさ
第5章 破綻する繁栄―関東大震災の「前」と「後」
第6章 二つの帝国―満蒙特殊権益と満洲の軌跡
第7章 戦争か平和か―「昭和」という名の振り子
第8章 欺瞞と虚栄―日中戦争と太平洋戦争
補章 ラップナウ・コレクションから見た「大日本帝国」

著者紹介

二松 啓紀 (フタマツ ヒロキ)  
1969年京都市生まれ。同志社大学大学院修了(社会福祉学修士)。京都新聞記者。2016年4月から立命館大学BKC社系研究機構社会システム研究所客員研究員。中国残留日本人女性との出会いを機に2003年から満蒙開拓団や戦後問題などをテーマに取材活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)