• 本

最強の地域医療

ベスト新書 547

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-584-12547-2
4-584-12547-3
税込価格 864円
頁数・縦 188P 18cm

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要旨

超高齢社会の到来もあり、日本の医療費はふくらみ続けている。一方で過疎の問題は深刻さを増し、衰退の一途を辿る地方がきわめて多くなっている。地域の医療や介護のあり方の検討は、喫緊の課題であることは間違いないだろう。本書の著者、村上智彦医師は、行政や既得権益、住民の依存体質などと「闘う医師」として、財政破綻した北海道夕張市をはじめとする過疎地域で、高齢者医療や地域包括ケア(地域の高齢者に向けた住まい、医療、介護、生活支援・介護予防の包括的なサポート)に取り組んできた。本書では、2015年12月に急性骨髄性白血病に倒れ、闘病生活を送った経験から感じた高齢者医療の問題点を述べつつ、これまでの取り組みを踏まえた地域医療・介護、コミュニティのあるべき姿を論じている。著者は2012年8月に「ささえる医療クリニック」、2013年4月に「医療法人ささえる医療研究所」を立ち上げ、理事長として北海道の岩見沢・栗山・ゆに・旭川周辺地域で活動。本書刊行後の2017年5月11日、惜しまれつつ逝去した。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2017年06月27日]

商品内容

要旨

今回初めて「患者」の立場になって、これまで見えてこなかった医療の問題点が浮かび上がってきました。皆さんには病院や入院、患者、現在の医療についてお伝えしていきたいと思います。今、地方が抱えている医療問題は「まちづくり」によって解決できるのです。

目次

第1章 高齢者医療がおかしい(余命3ヵ月の患者になった
医師としての知識
死を受容することの難しさ ほか)
第2章 夕張の「ムダ」を変える(公と義の開業医の父
ADHDだった私が医者になれたワケ
医療の歪みを変えていく ほか)
第3章 新しい地域医療のかたち(何でもやろうとする専門家はいらない
地域住民がまちづくりをしないといけない
自分がいなくても動く仕組みをつくる ほか)

おすすめコメント

高齢者が病院を頼りすぎるから医療費は増加し、本来は不要な医療が生まれる。夕張の医療を改革した医師が作る、新しい高齢医療の形。

著者紹介

村上 智彦 (ムラカミ トモヒコ)  
1961年、北海道生まれ。医師。北海道薬科大学卒業。薬剤師免許取得、臨床検査技師免許取得、北海道薬科大学大学院薬学研究科修士課程修了。金沢医科大学医学部卒業。2006年から財政破綻した夕張市の医療再生に取り組む。専門分野は地域医療、予防医学、地域包括ケア。2009年、若月賞受賞。2012年、8月にささえる医療クリニック開設。2013年、4月に医療法人ささえる医療研究所「ささえるクリニック」を立ち上げ、理事長として岩見沢・栗山・ゆに・旭川周辺をささえている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)