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金蔵破り 書下ろし時代小説

ベスト時代文庫 い04−03 目代出入り衆新十郎事件帖

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-584-36611-0
4-584-36611-X
税込価格 785円
頁数・縦 259P 15cm

商品内容

要旨

日本橋の呉服問屋「和嶋屋」で目代役を務める浪人・橋上新十郎は、店の内外で起こる揉め事を秘密裏に処理する出入り衆の一人である。「店で買い求めた着物に針が入っていた」と因縁をつける客が現われるが、その男の背後には店の出世争いに関わる熾烈な現実が…(第一話・針)。また盗賊団から店を守るため、泊り込みで張り込みをすることになった新十郎の見事な計略(第三話・金蔵破り)など、江戸の大店を舞台に事件の謎を解く新十郎の活躍を描く。

著者紹介

乾 荘次郎 (イヌイ ソウジロウ)  
1948年徳島市生まれ。早稲田大学中退後、映画評論、ルポルタージュなどの執筆活動の一方で小説誌に作品を発表。98年、第6回松本清張賞で最終選考に残り、高い評価を受ける。短編集『孤愁の鬼』で時代小説作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)