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図書室の怪談 〔2〕

死者の本

ポプラキミノベル み−01−02

出版社名 ポプラ社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-591-17059-5
4-591-17059-4
税込価格 748円
頁数・縦 248P 18cm
シリーズ名 図書室の怪談

商品内容

要旨

従兄が亡くなって落ち込んでいたわたしは、校内新聞の中に「七不思議特集“四時四十四分の噂”」を見つける。学校の屋上で四時四十四分に強く願うと、死んだ人と会えるというのだ。屋上で死者との再会を願っていると、“綾目”という見知らぬ女の子から「あなた、死者に会いたいの?」と声をかけられ…。新・本の怪談シリーズの第二弾!小学校中学年から。

出版社・メーカーコメント

「本の怪談」シリーズの著者による、新怪談シリーズの第2弾。 五つ年上の従兄が交通事故で亡くなって落ち込んでいたわたしは、たまたま校内新聞のバックナンバーの中に「七不思議特集の〈四時四十四分の噂〉」を見つけた。私の通う中学校の屋上で、四時四十四分ちょうどに強く願うと、死んだ人と会えるというのだ。 わたしが屋上で死者との再会をねがっていると、名札に〈綾目〉とある見知らぬ女の子が「あなた、死んだ人に会いたいんでしょ? でも、そのやり方はだめよ」と声をかけてきた。そして、「本当に会いたいなら、方法がないわけじゃないけど……知りたい?」と。 彼女に導かれ、図書室にいくと、彼女は資料室から一冊の真っ赤な本を持ってきた。タイトルは『死者の本』だった。教室の戻ったわたしは、第一話から読み始めた……。

著者紹介

緑川 聖司 (ミドリカワ セイジ)  
『晴れた日は図書館へいこう』で日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作を受賞し、同作(小峰書店)でデビュー
浮雲 宇一 (ウクモ ウイチ)  
大阪府出身のイラストレーター。本の装画、ゲームのキャラクターデザインなどを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)