13歳からのサイエンス 理系の時代に必要な力をどうつけるか
ポプラ新書 233
出版社名 | ポプラ社 |
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出版年月 | 2023年1月 |
ISBNコード |
978-4-591-17602-3
(4-591-17602-9) |
税込価格 | 979円 |
頁数・縦 | 245P 18cm |
商品内容
要旨 |
発想力、思考力、行動力―すべては好奇心から生まれる。曾祖父のために新聞の字を拡大できるアプリを開発したプログラミング好きの高校生、数百万する装置を3万円で手作りし「火星の水」を研究した定時制高校の科学部―オリジナリティ溢れる研究で賞を獲得した10代の若者たちは、どう好奇心を育み、新しい考えを形にしたのか。世界的に著名な研究者にも取材し、科学的に考える力の育み方を考える。 |
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目次 |
第1章 落ち葉に裏向きが多い理由を探ったファンタジー小説好きの高校生 |
出版社・メーカーコメント
「これ、おもしろい!」が原点。発想力、思考力、行動力―すべては好奇心から生まれる。ノーベル物理学賞・梶田隆章氏インタビュー「科学的に考えるとは」曾祖父のために新聞の字を拡大できるアプリを開発したプログラミング好きの高校生、数百万する装置を3万円で手作りし「火星の水」を研究した定時制高校の科学部――オリジナリティ溢れる研究で賞を獲得した10代の若者たちは、どう好奇心を育み、新しい考えを形にしたのか。世界的に著名な研究者にも取材し、科学的に考える力の育み方を考える。仮説を立て、実験し、検証するのが科学の方法だ。科学の方法は新たな発見をもたらす方法として発展してきた。どんなスポーツも、どんなビジネスも、他の人と同じことをやっても競争相手に勝つことはできない。だからこそ新しさが求められる分野で、科学の方法は特にその威力を発揮する。(あとがきより抜粋・編集)◎目次1 落ち葉に裏向きが多い理由を探った ファンタジー小説好きの高校生2 不登校を経て、世界初となる 数学の証明に挑んだ高校生3 曾祖父のために新聞の字を拡大できる アプリを開発した高校生4 ゴミとして捨てられるおがくずで、 断熱材を開発した6名の高校生チーム5 数百万する装置を3万円で手作りし 「火星の水」を研究した定時制高校の科学部6 国際生物学オリンピックを経て、 YouTubeでゲーム実況もする研究者7 高校時代に麹菌を研究し、 東大理学部からコンサルタントに転じた会社員8 蚊に刺されやすい妹のために蚊を研究し、 コロンビア大に進学した大学院生9 科学的に考えるとは 東京大学宇宙線研究所教授 梶田隆章さん10 好奇心の種がなければ、花も咲かない 米テキサス大学オースティン校冠教授 鳥居啓子さんコラム1 スーパーサイエンスハイスクールとはコラム2 科学コンテストとは◎プロフィール緑慎也:サイエンスライター。1976年、大阪生まれ、福岡育ち。出版社勤務を経て、フリーランスとして、週刊誌や月刊誌などにサイエンス記事を執筆。著書に『認知症の新しい常識』『消えた伝説のサル ベンツ』、共著に『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』など。