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兵站 重要なのに軽んじられる宿命

出版社名 扶桑社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-594-08567-4
4-594-08567-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 310P 19cm

商品内容

要旨

ナポレオンも、最強ドイツ機甲師団も、旧日本軍もこれで敗れた!兵站とは何か?なぜ重要なのか?作戦上どう扱われるのか?なぜ主たる敗因になりがちなのか?なぜそれが繰り返されるのか?兵站を担当したことのある元陸将が過去の戦役を例にわかりやすく説く!

目次

序章 旧約聖書『出エジプト記』にみる兵站(そもそも「兵站」とは何なのか?
世界最古の兵站?)
第1章 兵站を読み解くカギ(兵站を心臓・血管・血液・細胞などの譬えで説明する
内線作戦と外線作戦―海洋国家米国とユーラシア大陸国家との戦いの基本構図 ほか)
第2章 太平洋戦争にみる兵站―海洋国家同士の戦い(「一二倍の国力差」があるのに、日本はなぜ日米開戦を決断したのか
石油の一滴は血の一滴―石油という最重要な兵站物資の確保 ほか)
第3章 海洋国家とユーラシア大陸国家との戦いにみる兵站(日露戦争
朝鮮戦争 ほか)
あとがきに代えて―新型コロナウイルスとの戦いは有志連合で

著者紹介

福山 隆 (フクヤマ タカシ)  
陸上自衛隊元陸将。1947(昭和22)年、長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。1990(平成2)年、外務省に出向。その後、大韓民国防衛駐在官として朝鮮半島のインテリジェンスに関わる。1993年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。九州補給処処長時には九州の防衛を担当する西部方面隊の兵站を担った。その後、西部方面総監部幕僚長・陸将で2005年に退官。ハーバード大学アジアセンター上級研究員を経て、現在は執筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)